2006年5月11日 (木)

スペイン・バルセロナ 短期旅行(4)・5/5 グエル公園~5/6

サグラダ・ファミリア大聖堂を一通り堪能したあと、今日の最終目的地である「グエル公園」と行くことに。
市の北側に位置しているせいか交通の便が悪く、現地へは市営の小型循環バス(116系統)を使って行きました。
丘を登っていくので、行くのが大変だ!

ここ グエル公園は、ガウディのパトロンでもあった実業家、エウセビオ・グエルが計画した高級分譲住宅地だった場所。
しかし、諸事情により計画はわずか二戸を完成した後に頓挫(その内一戸はガウディが入居。現在のガウディ博物館に)。
後にバルセロナ市に寄贈され、公園として再整備されました(ユネスコの「世界遺産」登録)。

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公園の南側入り口 向かって左側に建っている東屋。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

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東屋の向かい側に建っている門衛の住居。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

シュールリアリズムの大家、サルバトール・ダリが「砂糖をまぶしたタルト菓子のよう」と感想を漏らしたとおり、おとぎの国に迷い込んだような錯覚さえ覚えます。 そう、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に出てきた「お菓子の家」に近いでしょうか。

ここ グエル公園はフィルムにて撮ったカットが多く、GRで撮影したカットはこの2つのみ。
フィルムが現像から戻ってきてから、詳しくご紹介しようと思います。

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途中、有名なモデルニスモの建築家・ドメネクが設計した「カタルーニャ音楽堂」などを眺めつつ、ホテルへは7時過ぎに帰還。
少し落ち着いてから夕食に行こうか、という事になったのですが、どうせだったらスペインらしい食べ物を…という事で、近くにあったバスク風タパスの店へ行くことにしました。
色々なものをつまみつつ、「シードル」と言われるリンゴ酒を飲んだのですが、これが実に爽やかな味で美味しかったです。
自分は、あまりお酒が飲めるほうではないのですが、珍しく2杯ものんでしまいまして(笑)
基本的に、ラテン圏の国は食べ物に外れることが少ないようです。
2時間近くかけて食事をとった後 酔い覚ましに…と、バルセロナ港まで散歩しまして、海岸の涼しい風に当たってきました。

あれだけ楽しみにしていた日も、あっという間に終わり。
友人も、自分も、明日の朝には空港へ行かなければなりません。

■5/6■
フライトの時間が9時少し前でしたので、ホテルは6時半ごろチェックアウトをしました。
ホテルにタクシーを呼んでもらい、その足でバルセロナ空港へ。中心地から空港までは結構離れていますね。
(デュッセはすぐ近くなので便利なのですが、如何せん小さくて…)
ベルリンエアーのカウンターでチェックインをした後、暫くして 友人と別れました。
彼は、コペンハーゲン経由で成田へ戻るそうです。
 
自分のフライトは、当初の予定より30分ほど遅れまして9時20分ごろ。
現地より離れるのが名残惜しかったです。思っていたよりも、ずっと素晴らしい場所だったから。
恐らく近い将来、機会を作って再びここに訪れるだろうと思います。
(勿論、バルセロナの風景を撮影するために・笑)

Asta la vista, España!

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2006年5月10日 (水)

スペイン・バルセロナ 短期旅行(3)・5/5 サグラダ・ファミリア大聖堂

カサ・ミラを一通り見学した後は、かの有名な未完の大作「サグラダ・ファミリア・贖罪聖堂(Templo Expiatorio de la Sagrada Familia)を見学しに行くことにしました。

この「サグラダ・ファミリア大聖堂」は、辞任した前任の建築家の仕事を引き継ぐ形で1883年より施工を始めたのですが、次第にこの仕事に没頭することになり、その構想も規模も現在の姿のような 途方も無く壮大なものになっていったとの事。
1926年、ガウディは不慮の事故により亡くなり、その結果 この大聖堂が彼の最後にして未完の作品となりました。

カサ・ミラと同じく、構造が複雑すぎてしまって図面が引けず、彼は膨大な数のスケッチや石膏モデルの資料を作り 残したのですが、その後の内戦の混乱などで破壊されてしまったり 行方不明となってしまった資料があり、後世の人の想像によって補完された部分がかなりあるとのこと。

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「受難のファサード」側から眺めたサグラダ・ファミリア大聖堂。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

 

 

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工事中の内部。 樹木をイメージしてデザインされた柱がユニーク。
GR DIGITAL, AE, F5.0, RAW

 

 

 

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「誕生のファサード」側から眺めた大聖堂。下の奏楽天使の彫像は、CMに出て一躍有名になった日本人彫刻家・外尾悦郎さんの手によるもの。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

 

外観を一通り眺めたあと、塔の上まで上がってみようということになりまして、途中 エレベータを利用しながらも塔の頂上付近まで行ってきました。

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GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

上の写真は、塔を繋ぐ橋の途中から伸び上がって撮影したもの。
近くに大聖堂より高い建物は存在せす、市内のほぼ全域を見渡すことができます。
大聖堂に来られるチャンスがありましたら、是非 塔に上がってみることをお奨めします。
ただし、高所恐怖症の方にはとてもお奨めできませんが…(笑)

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2006年5月 8日 (月)

スペイン・バルセロナ 短期旅行(2)・5/5 カサ・ミラ(Casa Milà)

カサ・バトリョを一通り見学した後は、同じ通り沿いにある「カサ・ミラ(Casa Milà)」を見学することに。
さすが有名な建物だけあって、行った時には既に行列状態でした。

このカサ・ミラは、施主のレ・ミラ・イ・カンプス・セヒモンの依頼によって1906-1910年にかけて設計・築造された住居兼高級アパート。
外観の感じが石切り場のそれの様でもあるので、バルセロナの地元では「ラ・ペドレーラ(La Pedrera)」とも呼ばれているとか。
一階が現在も店舗として使用されている現役の建物でもあるのですが、ユネスコの「世界遺産」に指定されている「史蹟」でもあります。

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カサ・ミラ。 滑らかなRのついた外観が独創的。
余りに造形が複雑すぎて図面が描けず、石膏模型によるモデリングから築造されたとか。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

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一見すると「オブジェ」のようだが…煙突や換気口、出入口などのユニークな造形。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

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一見すると鎧姿の騎士のようにも見える煙突の造形が面白い。
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

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グラシア通りに面した方を眺める
GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6, RAW

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余談になりますが、ここは現役の建物である所為かチェックが厳しく、入場の際 検査機(空港のセキュリティチェックにあるあれです)で持ち物のチェックをされました。
鉛シートのX線防護バッグに入れた方は良いかも知れませんが、カメラにロードされた状態で検査機にかけられたフィルムは大丈夫なんでしょうか…(フィルムが入っているからと「ハンドインスペクション」を要求したのですが、ダメでした)
係員曰く「この検査機は「FilmSafe」だから大丈夫だ」との事ですが…

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2006年5月 7日 (日)

スペイン・バルセロナ 短期旅行(1)・5/4晩~5/5 カサ・バトリョ(Casa Batllò)

■(5/4)■
4日の夕方、デュッセルドルフ空港からエアベルリン AB8564にて 一路バルセロナへ。
予定では、午後6時にデュッセを離陸するはずだったのですが、当初より40分近く遅れる結果になりました。
欧州の交通は遅れるのは当たり前という認識なので、今更驚くには値しないのですが(笑)
これが日本だったら、大騒ぎになるのでしょうけど…
バルセロナへの到着は、8時半くらいになるでしょうか。

飛行機の中で、出された軽食を食べたり ガイドブックを読んでいたりしているうちに、バルセロナ空港へ到着。
コンコース内のスペイン語表記でここが別の国であることを実感するのですが、それにしても実にあっけないフライトでした(笑)感覚で言うと、九州から北海道まで飛行機で行く感覚とそう違わないでしょうか。
EU圏間の移動ですので、イミグレーション関係のチェック(パスポートチェック)が全く無いのも拍子抜けでした。しかし、実に便利だ!
スパンエアー航空のカウンター(友人がマラガから乗ってくる便の航空会社)で20分余り待っていると、向こうから見慣れた顔が。彼とは年末にも東京で会っているので、4ヶ月ぶりの再会となるでしょうか。しかし、東京ならともかく、遠く離れた国の片隅(?)で会える、というのも何とも妙な感覚です。

ここから、予約を取ってあるホテルのある街の中心地まで列車で移動することになったのですが、ここで問題が発生。
目的地になかなか辿り着けません(汗
空港駅から一駅行った先の駅で突然「終点だ」と言われて運転士に降ろされたり、人に尋ねると「ここで乗換えだ」と言われたり… 右往左往しているうちにもどんどん時間は過ぎていくので、ここは仕方なく タクシーを使うことにしました。これだったら、迷う心配はないですからね。

11時近くになって、目的のホテルまで何とか到着。
場所は、地下鉄3号線「リセウ(Liceu)」駅から徒歩で本当 近くの場所で、今回目的としているガウディの建築物群にも大変アクセスの良い所です。これだったら、効率よく廻ることができるでしょう。
スペインはドイツと違って飲食店が比較的遅くまで開いているので(ドイツ人と違い、スペイン人は夜型の生活傾向なんだそうです)、これから食事にも…とも思ったのですが、時間が時間だし、明日は朝早くから観光地を廻ることを予定しているので、今日は夕食を摂るのを諦め、大人しく寝ることにしました。そう、決戦は明日!
しかし、今日は雨…。いかにもスペインらしい「抜けるような青空」を期待しているのですが、うまく晴れてくれるのでしょうか…

■(5/5)■
1.カサ・バトリョ(Casa Batllò)
朝、ホテル近くのカフェでクロワッサンとコーヒーで軽く朝食をとった後、観光地巡りツアーをスタートさせることに。
ホテルの近くに有名なガウディの建築物「グエル邸(Palacio Güel)」があるので、先ずはこの建物から…と思っていたのですが、行ってみると何と改装中で、しかも肝心の建物はネットをかけられてしまい 表からは全く見えない状態。これでは全然ダメだ!ということで、次の予定であるカサ・ミラ(Casa Mila)かカサ・バトリョ(Casa Batllò)のいずれかを見学しに行くことにしました。

開館時間の都合で、まず カサ・バトリョ(Casa Batllò)を見学することに。
この建物の背景を簡単に説明しますと、このカサ・バトリョは、実業家ジョセップ・バトリョの依頼により、ガウディが元あった建物を改装する形で1904-1906にかけて設計・施工した邸宅。
「竜の背」と言われる、うねるようなラウンドを持つカラフルな天井と、カラーガラスの破片が埋め込まれた外壁が大変特徴的な建築物です。
隣には、同じく「モデルニスモ」の建築家として活躍したジョゼップ・プッチ・イ・カダファルクの「カサ・アマトリェー」があり、二人の建築家の競演(?)を楽しむことができます。

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カサ・バトリョの外観。撮影定点の歩道からだと、換算28㍉相当の焦点距離ではl少し厳しかったかも知れません。

GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6 Photoshop CS2によるトーンカーブ変更あり RAW

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カサ・バトリョの吹き抜け。
壁は、青系のタイル敷きとなっている。

GR DIGITAL, ISO64, AE, F4.0 RAW

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ガウディによるカサ・バトリョ(右)とプッチによるカサ・アマトリェー(左)

GR DIGITAL, ISO64, AE, F5.6

 

 

 

 

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余談ですが、今回の撮影は銀塩フィルムを主体に行ってみることにしました。
スペインならではの色彩感をフィルムにて表現できないか、という一種の「試み」なのですが、同時にデジタルカメラ一辺倒!という最近の写真に対するアンチテーゼでもありまして(笑)
今回持参したのは、EOS-3+SP AF28-75mm f2.8 XR Di / EF17-40mm f4L USMのコンビネーションと、Leica M6+Summilux 35mm f1.4 (Canada)。ライカM6はEOSと違って露出制御が精密に出来ない為(自分の不慣れもありますが)、モノクロのネガ(コダック TRI-X 400)を入れて使ってみることにしました。
フィルムを本格的に使うのは、こちら欧州に来てから初めてですね。感覚がデジタルカメラのものになりつつあるので、うまく撮れるか不安なのですが…

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スペイン・バルセロナ 短期旅行

以前よりここでそれとなく触れてきましたが、5/4より、スペイン・バルセロナ市の2泊(実質)2日の旅行へ行ってきました。
今回バルセロナを選んだのは、スペインの有名な建築家・ガウディ(Antoni Gaudi)のユニークな建築物群を一度見て見たい、という個人の強い希望があったからなのですが、旅行好きな大学時代の友人が GW休暇を利用してスペイン周遊の旅にでるという話を聞きまして。最終目的地として、ここ バルセロナにも観光に来るそうなので、今回 彼に会うことも兼ねて「飛び入り」で参加させてもらったという訳です。

旅行の内容は、以降 何回かに分けて 「写真付き」で語ることとしますが(私、長い文章で綴るのがあまり得意とは言えません…)、予想よりも遥かに良い場所で感激しました。それに、食べ物も大変美味しかったですしね。
また、機会を設けて 是非来てみたいと思います。

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