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2006年7月26日 (水)

参った…

話の分からない いい加減でアレな販社と頑な工場との間に挟まれて、どうしたら良いか分からず 途方に暮れてしまっています…。
 
客先支給の部品で製品を製造している案件があるのですが、その部品の品質がいつまで経っても良くならない(バリ付・汚れ付き・傷付きで平気で送ってくるなんて!)。
2年以上 事ある毎に何とかするようにハンドリング元の販社に要求しているのですが、こちらの真意を酌んでくれず、仕舞いには、お前のハンドリングが良くないせいだ、何とかしろ!と逆切れする始末。
工場は工場で、いつまでたっても供給される部品の品質が良くならないものだから完全にヘソが曲がってしまい、頑なに部品の受け入れを拒んでしまっている状態。
こちらの上司や同僚と色々喧々諤々話し合ったのですが、なかなか妥協点を見つけられません。
どちらにも言い分があり、尤もと思う部分はあるのですが… ど真ん中ではさまれてしまう「営業」という立場は辛いです、本当に(-_-;)ヾ

…しかし、2年こちらに居て大分分かってきたのですが、日本でマスコミ経由で流される「ドイツのイメージ」なるものとこちらの実態の何と違うこと。
「欧州では一番厳格」と言われるドイツ人ですら、日本人から見ればズボラで自己主張ばかりが激しい いい加減極まりない人種以外の何者でもないでしょう(イタリア人などのラテン系は言わずもがな)。
「完全無欠」と言われる「ドイツの法律」も、裏を返せば、「この位雁字搦めに人を縛っておかないと、社会秩序が保てないが故のものだった」と考えれば納得が行きます。
「ドイツの製品は緻密で高精度」なる日本での評判も、最近はあまり信じていません。
素人目に見てもこんな粗悪な加工された部品を使った製品なんて、実態を知ったら欲しくなくなってしまうかも知れません(苦笑)

さんざん、けなしてしまいましたが(笑)一方で、こちらの人たちの「ゆとり」のある振る舞いを羨ましいと感じる部分もあったりします。
詰まるところ、「文化の違い」から来る 見方の違いなのでしょうが、なかなか「郷に入っては郷に従え」とは行きそうにもありませんね…。

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コメント

ドイツのイメージが変わりますね 知り合いがステンレス加工していますだドイツの鋸は日本のより見てくれは悪いが数倍も優秀と聞いていましたが  只 今日本の家電なんかは殆ど中国産なので安い分故障が多いようです 我が家でも2年前に買ったエアコンが3度目の故障でとうとうメーカーに引き取ってもらいました 買った翌月冷房が効かない 新品と交換 秋暖房が効かない 基盤交換 今年冷房中室内に水漏れ、保障は1回きりなので使う気がしなくなり交渉。他のメーカーの買い換え メーカーも気の毒ですが全品検査は不能とのご返事なので仕方が無い  物作りはもっと丁寧でないとね 写真の仕事なんかそのままの顔では素人と同じだなんていわれるのでライトで低い鼻も少しは高く見せないと  写真写りの言い方はどう撮ってもよく撮れる だけど仕上げのラボの能力が落ちているので、いかにラボのプリントマンにこちらの意思を伝えるか大変です こんな写真業界なので腕の良い人は他の職業に移ってしまい 殆ど機械仕上げになっています フィルムで撮っても町の写真屋さんにはマニアル仕上げの機械は殆どないのでフロンテアなどデジタルにして仕上げますのでネガ撮りは不満不満です
ドイツで撮っているモノクロは自分仕上げですか? お仕事が忙しそうなので お店仕上げと思いますが日本では手仕上げのL版は皆無です
又 ニューヨークなどでは貸し暗室が結構あるとの事ですが日本ではないでしょう だいたいモノクロはデジタル変換が多いと思います では又

投稿: ミツバツツジ | 2006年7月27日 (木) 18時03分

ご愁傷様です。
オイラの方は自分のふがいなさで鬱状態ですが・・・。

ドイツの人って非常にシステマチックな考えな民族だと思ってたけど、意外とざっぱなとこもあるんだね。
まぁ某ドイツ車はかつてエアコンから氷を吐いてリコールになったっていうからへんなとこで凡ミスするのかもね。

ま、向こうから見れば日本人は重箱の隅をつつくヒステリックな極東人とでも思われてるのかもね。BSE問題なんかもそう思われてんだろうなぁ。

でもこれがMaid in Japanの信頼とステータスの証しでもあるのですがね。
向こうが精巧ながら余裕も見てる機械仕掛けならこっちは完全なデジタル機器なのかもしれないよ。
300km/hの列車を5分間隔で動かそうなんて日本人しか考えないだろうし、それくらいある種ヒステリックじゃないと出来ないと思うから。(笑)

投稿: さんらいず | 2006年7月28日 (金) 22時09分

>ミツバツツジ様

日本人の目から見て、ドイツ人の事を悪く言ってしまいましたが(笑)質の良し悪しも業界によりけりなのだと思います。
(自動車などで、例として挙げたようなことをやっているとはとても思えませんので・笑)
また、ポリシーと言いますか、ものの考え方の違いもありますしね。一括りにして言い切れない所が、異文化同士の交流の面白いところでもあり、難しいところでもあるのですが。

日本を含め ものの質が悪くなっている件については、ミツバツツジ様と同意です。
「そこそこ手堅く、手軽で安いもの」がとかく求められがちな市場において、中身の質を落とさざるを得ないのは企業の利益を考えれば当然なのですが、結果として「安かろう、悪かろう」になってしまうんですよね(部品メーカーの一員として、痛いほど良く分かります・笑)。
このような哲学(?)に則って作られたものには、「過程」を愉しむ余地は殆どありませんし、また 出来ることもそこそこ。 デジタル全盛の今になっても銀塩を使い続けている アマチュアやプロの方々が持っていらっしゃる不満というのも、その辺りにあるような気がします。

嘗て CDにとって代わられたレコード盤宜しく、銀塩フィルム また銀塩の手焼きプリントの世界も極一部の熱烈なファンやプロの世界で支持されながら細々と生き残ってゆくことになるなるのですかね。何とも寂しいことですが…
ちなみに、この場にてご紹介したモノクロプリントの数々は、店に全て依頼したものです。
さすがに、手焼きプリントまでは(今の所)やる余裕が無く…
でも、興味はありますので、いつかチャレンジしてみたいと思います。

投稿: Yoshihiro@ドイツ | 2006年8月 1日 (火) 06時41分

>さんらいずさん

システマチック、ねぇ…。そう、ドイツ人って、「契約書」とか仕事を依頼する時とかでヘンにシステマチックだったりするけどね(笑)
基本的に欧米人は「内柔外硬」型で、人に何かやらせようとしたり要求したりする時は居丈高だけど、自分がいざ受身になると煙幕を張って逃げるのが大体だし。日本人とは正反対だよね(笑)
まぁ、こういうものの考えだから、「サービスの質」が日本のそれと比べると今一になってしまうんだろうね。
(欧米のビジネスをそのまま日本へ持ち込んでも上手くいかない、というのも、その辺りから来ているのかも)

今回の件にしても、サービスの質に関するものの考え方の違いから衝突が起きてきてしまっている訳で。
どっちの意見にも尤もだと思うところがある訳で、それ故になかなか妥協点が見出せないのだけれどね…

ただ、一つだけ言えるのは、日本人特有の「お節介な程のサービス精神」がどれだけ多くの「世界一にしてオンリーワンのモノ」を数多く創り上げて来たかということ。キミが例として挙げた「Shinkansen」もそうだけど、我々はそれをもっと誇って良いと思います。
勿論、誇るだけではなく、我々が率先してそれらを受け継ぎ 実践して行く事も重要なことだと思いますけれどね。

投稿: Yoshihiro@ドイツ | 2006年8月 1日 (火) 08時01分

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